ライオンでアドビのCMSを導入! 導入の背景や活用方法を聞いた
一貫性のあるコミュニケーションで顧客体験の向上へ
――Adobe Experience Managerについて、活用計画をお聞かせください。 榎本: これから先、取り組みたいと思っているのが、一般に公開しているWebサイトにもAdobe Experience Managerの活用を展開することです。数が膨大なのですぐには難しいのですが、順次対応を強化したいと思っています。 顧客体験については、商品のタグラインが定期的に刷新されるブランドもあれば、不定期に変わるブランドもあります。宣伝部門以外が、現時点のタグラインが何なのかを完璧に認識するのは難しいと思います。例えばEC販促用にどのタグラインや画像を使っていいのか、販売の担当者ではすぐに判断することはできません。 ですが、今後Adobe Experience Manager による製品データベースを参照すれば、「今はこのタグラインの掲出期間だから販促用ページに載せていい」ということがきちんと分かるようになります。顧客体験としては、どこでライオンに接触しても、一貫性のあるメッセージがきちんとユーザーに伝わるようになります。そこがゴールだと考えています。