ロコ・ソラーレ、4強入り!ライバル韓国チームとの激戦制し準決勝進出 藤澤五月「ここぞの一投を決められるように」
【グランドスラム オブ カーリング】(10月6日/カナダ) カーリングの国際大会「グランドスラム オブ カーリング」ツアーチャレンジの準々決勝が行われ、ロコ・ソラーレがチーム ギム・ウンジ(韓国)に9ー6で勝利した。この結果、ロコ・ソラーレの準決勝進出が決まった。 【映像】手に汗握る韓国チーム戦!ハイライト ロコ・ソラーレが止まらない。予選では連敗で敗退崖っぷちに立たされたものの、持ち前の底力を発揮し3連勝の快進撃で4強入りを決めた。 韓国チームとの注目の一戦は、序盤から着実に得点を積み重ね、第3エンドではスキップ・藤澤五月のショットとスイープが噛み合い3点を獲得。主導権を握ることに成功した。ハーフタイムを挟み風向きが変わったかと思われたが、韓国チームの追い上げにも冷静に対応。終盤は接戦となったが、サード・吉田知那美の好プレーで相手を突き放し勝利を飾った。 試合後、藤澤とセカンドの鈴木夕湖は、「ショットがつながらず最終エンドまで分からない展開にはなったが、勝ち切ることが大事なポイントだと思っていた」「前半でどれだけ点差があっても、追いつかれてきた経験があるので油断はしていなかった。僅差にはなったが、勝ち切れたことはチーム力だと思う」とコメント。準決勝に向けて「ここぞというところの一投を決められるようにしたい」と意気込みを語った。 グランドスラム オブ カーリングは、世界ランキング上位32チームが1部・2部に分かれて参加するシリーズ大会で、トリプルノックアウト方式(3回負けたら敗退)が採用されている。ロコ・ソラーレは、初戦で2018年平昌オリンピック金メダリストのアンナ・ハッセルボリ率いる強豪チームに勝利したが、第2、3試合で連敗を喫し崖っぷちに。しかし、底力を発揮し第4試合からの連勝で3勝2敗とし、プレーオフに進出。準決勝でも勢いそのままに、韓国チームから大きな勝利をもぎとって見せた。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)
ABEMA TIMES編集部