乳がんを公表・ Bro.KORN、復帰ライブ 「やっとここまでたどりつけました」 今年1月に手術
日テレNEWS NNN
去年8月、ステージ2の乳がんと診断されたことを公表したバブルガム・ブラザーズのBro.KORNさん(68)が24日、都内で復帰ライブを開催。乳がんと診断された当時の状況や現在の体調について明かしました。 【画像】Bro.KORN 67歳が公表した男性乳がんとは 「発症者が多いのは60~70代の年代」 乳がん公表後、治療に専念し、今年1月に『乳房切除術』を行ったことを報告していたBro.KORNさん。今回行われた『Bro.KORN 復帰 LIVE!! -ザギン・アンプラグドライヴ-』では、150人(主催者発表)の観客を前に、全16曲を披露しました。 現在の体調について聞かれると、「抗がん剤の副作用とかがちょっとあるので、ふらついたりもするんですけど、歌に関しては、多分声も出るし大丈夫かなと」と説明しました。 乳がんと診断された当時については、「男の乳がんは珍しく、話題性もすごかったようで。がんは(前立腺がん以来)2回目なんですけど、乳がんになったのはびっくり。自分でも乳がんは信じられなくて、ちょっと一瞬ヤバいなとは思いました。早期発見ということで、今回は命に別条はないという判断をいただき、リンパに転移はしてないということで、やっとここまでたどりつけました」と振り返りました。 また、診断を受けてすぐに抗がん剤治療を開始したといい、「抗がん剤治療が決まった日に頭をそり上げた。まだその時には周りに(乳がんのことを)言ってなかったので、“どうしたの? 失恋!?”とか言われて。“バカ、失恋なんかするわけないだろ”という感じだった。そしたら後でみんなが乳がんと分かって“そうだったんだ”“ごめんな”とか言って、そんな感じです。うちのチームも先生を信じて、それでいい方向にきていますので良かった」と、笑顔を見せながら語りました。 一方で現在も抗がん剤治療を続けており、目まいや貧血、喉の渇きなどに悩まされているというBro.KORNさん。実は、2週間ほど前に自宅で左手首を骨折したことを告白。「家ですっころんで、手首3本骨が折れています。あと2週間くらいで治る予定。手も上げられるようになったので、もう大丈夫です。多分目まいで足がすべって、郵便物が来たときに玄関で左手ついたら(折れた)。今は痛みも消えました。右手じゃなくて良かった。右手だと何もできないから」と明かしました。