自衛隊などで使われる「戦闘機」。単純な興味なのですが、一体どれだけの価格なのでしょうか?
自衛隊にはいくつもの航空機が配備されていますが、その中でも花形と言えるのが戦闘機でしょう。戦闘機の購入や維持には国民からの税金が使われています。そのため、どれくらいの価格なのか気になる方は多いはずです。 そこで、自衛隊に配備されている戦闘機の種類や価格について紹介します。あわせて、戦闘機以外の航空機やそれぞれの任務についても解説します。普段の生活から戦闘機や航空機は遠い存在ですが、この記事を読むことで少し身近に感じられるはずです。
自衛隊で使われている戦闘機の種類
航空自衛隊によると、現在、自衛隊に配備されている戦闘機はF-35A、F15J、F-2Aの3種類です。機体数は3種類の合計で300機以上にのぼります。戦闘機は航空機の中の1つであり、侵入者を直接撃破するのが主要な任務です。 自衛隊にはさまざまな航空機が配備されており、種類とそれぞれの任務は以下の通りです。 ・警戒機:レーダーを搭載し、日本の上空を監視 ・輸送機:物資や隊員、要人の輸送 ・救難機:主要任務は捜索や救助活動で、援助物資の投下も行う ・多用途支援機・飛行点検機:小型貨物の輸送や訓練支援、自衛隊施設の機能点検 ・練習機:パイロット育成に使用され、操作技術に合わせてさまざまな種類がある ・ブルーインパルス:展示飛行を専門とし、アクロバット飛行が可能 普段の生活で接することがない航空機の中でも馴染み深いのはブルーインパルスでしょう。特にコロナ禍の東京上空で行われた、医療従事者への感謝を込めたアクロバット飛行は大きな話題を呼びました。 ブルーインパルスはその後も、定期的に展示飛行が行われています。
自衛隊に配備されている戦闘機の価格は?
基本的に戦闘機の購入価格は公表されていませんが、F35Aで1機あたり120億円ほどとされています。 海外から購入するため、この金額は為替によって大きく変動するのが特徴です。なお、F-35Aの維持費は1機あたり年間で8億円ほどとされています。