#FRaUサステナ部員が審査員に。「La Carpe × FRaUフェムテックアワード」受賞ブランド発表
【大賞】「limerime」竹からできたサニタリーパッド
女性が継続的に向き合わなくてはならない月経。心身にかかる負荷を少しでも軽く、快適に過ごせるようにと、天然の竹繊維を使ったプラスチックフリーのサニタリーパッド(生理用ナプキン)を開発する「limerime(ライムライム)」。月経のある女性が一生で使用するナプキンの数は約10000枚と言われています。自身の健康だけでなく、環境課題にも意識を向け、ジェンダーロールに縛られない自分らしい選択ができるような価値観を提供できるよう、さまざまな角度から情報発信を行っています。 「コットンや化繊を表面材に用いる従来のサニタリーパッドとは違い、『ライムライム』は、天然竹の繊維をトップシートに採用しています。日本では昔からおむすびを包んだり、かごを作ったりと、いろんな用途で竹が使われてきました。ですがプラスチック製品の普及とともに竹の需要がなくなってきた昨今、新しい時代に適した竹の活用方法があるのではないか。そんなチャレンジから始まったブランドです。 竹には、抗菌・防臭効果があり、水分をよく吸収する特長があります。また摩擦によって発生する静電気は、かゆみやムズムズ感を引き起こしますが、竹はコットンやシルクよりも静電気を沈静化する制電性に優れているので、驚くほど爽快で優しい肌触りを実感いただけます」(株式会社VVV代表 須藤紫音さん)
【ベスト・テクノロジー賞】「w/ウィズ」ナノバブルでケアするデリケートゾーンソープ
産婦人科専門医と製薬会社の研究員・薬剤師が監修するデリケートゾーン用ソープ「ナノシェイクソープ」。モモの花やダマスクバラをはじめ、贅沢に配合した豊富な美容成分の働きで、デリケートゾーンの不快感を軽減。すすいだ後もみずみずしさが持続、使うほどにうるおいに満ちた肌へと導きます。また、かゆみや乾燥、ムレ、におい、黒ずみなど気になるデリケートゾーンの悩みにもアプローチ。 「4年ほど前、乳がんと子宮がんを患いました。それを機に、女性のために何か役立つことがしたいと、このデリケートゾーン用ソープを開発しました。容器を振ると、中に入っている小さなボールからナノバブルが発生し、マイナスイオンをまとったナノバブルの濃密な超微細泡が毛穴に入り込み、汚れを吸着して落とすという、フェムケア業界初の機能を採用しています。自然由来指数93%以上のナチュラル処方なので、子どもも安心して使えますし、容器を振ってともに楽しいバスタイムを過ごすことで、シャンプーや洗顔料のように、デリケートゾーン用ソープの選択を子どもの頃から常識にしていきたいという願いもあります。ぜひ親子で使っていただけるとうれしいです」(株式会社YDS 西川佳江さん)