飲酒検査、身代わりで10人停職 日本郵便系列の物流会社
日本郵便グループの物流会社「JPロジスティクス」の三木小野支店(兵庫県小野市)で、配送ドライバーらが業務前のアルコール検査を別の社員に受けさせる不正があり、関わった社員10人が出勤停止14日の処分とされていたことが8日、同社への取材で分かった。 同社によると、20~60代のドライバーら6人は昨年8月、業務前にカメラ画面の前でチューブに息を吹き込みアルコールの数値などを検査する際、自身の顔をカメラに写しながら、別の社員が画面外でチューブに息を吹き込んでいたという。 同社の聞き取りにドライバーらは「前日に飲酒し、数値が引っかかるのが怖かった」と話した。