【ドラフト会議】楽天5位の早大・吉納は宗山との「共闘」誓う「いずれ2人でチームを引っ張れるように」
プロ野球のドラフト会議が24日、都内のホテルで開催され、早大・吉納翼外野手(22)が楽天から5位指名された。 【写真】【画像】12球団のドラフト1位指名選手と交渉権獲得選手の一覧 寮の部屋でテレビ中継を見ていたという吉納。会議が始まって約1時間40分後に名前が呼ばれ、「ホッとしているのが一番。正直諦めかけていたけど、最後まで信じて、待ち続けて良かった」と笑顔で話した。 部屋には同級生ら30人が詰めかけて祝福。号泣する仲間もいた。「自分も泣いて喜ぶのが良かったかも…。でも感情がごちゃ混ぜになっていて」と自身は泣かなかったという吉納。「部屋がぎゅうぎゅう詰めでとんでもないことになっていて…。僕のスリッパもなくなりました」と、クラッカーなどが鳴り盛大に祝われたという。 六大学リーグ通算13本塁打は現役最多。長打力が最大の持ち味で「いずれは日本を代表するスラッガーになりたい」と野望を燃やす。 その六大学でライバルだった明大・宗山と今後はチームメートになる。「(最初に)騒がれるのは彼だと思う」と話した吉納は「結果で宗山に勝てるように。これまではライバルだったけど、いずれ2人でチームを引っ張っていけるように」と共闘を誓った。