「死ぬまでできたらいいな」74歳の店主が営む小さな食堂 朝定食や弁当で“おふくろの味”を提供「料理もお客さんとしゃべるのも好きや」
「料理するのもしゃべるのも好きやし、死ぬまでできたらいい」
午後1時。この日、最後のお客さんが訪れました。食後もゆっくり新聞を読んでくつろぎます。 (山縣淑美さん)「楽しいのよ。いつもお茶するの2人で。お友達でいいのよ。すごくかっこよく言えばボーイフレンドなの」 店は情報交換の場。他愛もない話をするのが至福の時間です。 そして午後1時半。そろそろおひらきです。 (山縣淑美さん)「なぜ続けるかって…自分の健康のためと、料理するのも好きやし、お客さんとしゃべるのも好きやし、そんな感じかな。だから死ぬまでできたらいいなと思っています。きのうまで店しとったのに、店開いていないな、『亡くなってんて』というのが理想ですな。そんなうまいこといかんやろうけど」 (2024年7月5日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)