【解説】ガソリン代を節約するには? 補助金縮小で家計に打撃…燃費改善6つのポイント
一昨年から続いてきたガソリンの補助金が、19日から段階的に縮小されます。本来のレギュラーガソリンの価格は、場合によっては1Lあたり200円を超えるときもありましたが、国の補助金によって抑えられ、今年に入ってからは全国平均で175円前後で推移してきました。 ところが、19日から徐々に補助金が縮小されるため、価格は5円ほど上がり、1Lあたり180円ほどに。来月16日からはさらに縮小されて1Lあたり185円ほどになるとされています。 少しでもガソリン代を節約するにはどうすれば良いのか。燃費を改善するための6つのポイントを解説します。
ポイント1「ふんわりアクセル」 省エネルギーセンターによると、車の運転で最も燃料を消費するのは発進するとき。急加速は、より多くの燃料を消費してしまうため、目安としては最初の5秒は時速20キロほどで走行することで、約10%燃費が良くなります。 ポイント2「一定速度を心がける」 前の車との車間距離が短いと無駄な加速やブレーキが増え、最大で約6%燃費が悪くなります。ゆとりを持って運転するようにしましょう。 ポイント3「早めにアクセルを離す」 赤信号などで、停止しなければいけないことがわかったら早めにアクセルを離すことで、エンジンブレーキが稼働し、2%ほど燃費が良くなります。 ポイント4「ムダなアイドリングはNG」 待ち合わせや荷物の積み下ろしで停車する際に、アイドリングを続けていませんか。アイドリングを10分間すると、約130cc燃料を消費してしまいます。 ポイント5「タイヤの空気圧のチェック」 タイヤの空気圧が減ると、接地面が大きくなります。摩擦の力が働いて燃費が悪くなってしまうので、空気圧もしっかりチェックするようにしましょう。 ポイント6「不要な荷物はおろす」 荷物100kgを積み込むと約3%燃費が悪くなります。出し入れするのが面倒くさいからといって、常にトランクに入れてしまっていませんか? 日々のドライブでこれらのポイントを意識してみてはいかがでしょうか。 (『newsおかえり』2024年12月19日放送分より)
【関連記事】
- ▶【ガソリン値上がり】一夜にして1リットル171円が180円に・・・ ガソリン価格抑制のための補助金縮小で店頭価格が上昇 値上がりを逆手に顧客還元イベントをする店も
- ▶大阪で万博期間中の「ライドシェア」規制緩和 府市と国交省が24時間運行可能で合意 ”採算性”や”人材確保の難しさ”を理由に参入しないタクシー事業者も
- ▶ペダル付き電動バイク「モペット」や電動キックボードの取り締まり 2人乗りに反則切符 大阪府警
- ▶岸和田市長の“不信任案”可決 辞職か、議会解散か、自動失職か 女性関係めぐる訴訟で和解し維新離党
- ▶兵庫県知事選の“アカウント凍結”めぐる告訴受理 偽計業務妨害の疑い 稲村和美さん後援会「不特定多数が一斉にうその投稿をした可能性」