【新NISA】毎月6万円を30年間積立投資したら資産はいくらになる?毎月の積立金額平均は「6万3785円」
2024年10月「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年10月」によると、2024年1月から始まった新NISAについて「知っている」と答えた方は9割を超えています。 ◆【図表】つみたてシミュレーション結果を見る 株式や投資信託などの金融商品に投資した場合、通常、投資で得た運用益に対して約20%の税金がかかりますが、新NISA制度を活用すれば非課税です。そのため、新NISAで運用益が出たとき、手元に残る金額が多くなるメリットがあります。 本記事では、最新調査結果をもとに、毎月6万円積立投資した場合のシミュレーションを紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISA(少額投資非課税制度)とは?
新NISAとは、少額投資非課税制度のことです。まずは、新NISA の特徴を見ていきましょう。 ●新NISAで投資での運用益は非課税 新NISAの最大のメリットは、運用で得た「売却による利益(譲渡益)」や「配当・分配金」などが非課税になることです。 通常、投資信託などの金融商品で運用した場合に運用益が50万円出たら、運用益に対して20.315%の税金が課されます。 新NISA制度を活用して運用していた場合、運用益が50万円出たときは非課税になるため、手元に残る金額は運用益である50万円全額です。 ●新NISAの特徴 新NISAは1年間に投資できる投資枠が決まっています。 非課税で投資できる年間投資枠や1人あたり非課税で保有できる限度額は、下記のとおりです。 ・非課税保有期間が無期限 ・つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能 ・年間投資枠は、つみたて投資枠「年間120万円」・成長投資枠「年間240万円」 ・つみたて投資枠の投資対象商品は「長期の積み立て・分散投資に適した一定の投資信託」 ・成長投資枠の投資対象商品は「上場株式・投資信託等」 次に、最新調査結果をもとに、新NISAの利用率やシミュレーションを見ていきましょう。