【芦屋ボート・ルーキーS】中亮太が地元初V「思いっきり整備してなかったら優勝は無理だった」
ボートレース芦屋の「ルーキーシリーズ第20戦 スカパー!・JLCカップ」は28日、優勝戦が行われ1号艇の中亮太(27=福岡)が逃げ切って快勝。地元初V、通算3度目の優勝を飾った。 コンマ11のトップスタートを決めて先マイ。的確なターンで他艇を寄せ付けることなく勝負を決めた。「たまんないですね。うれしいです。ホッとしてます」とホッと胸をなでおろした。 今節は予選トップ通過から準優イン逃げと王道を歩んできたが、2節前の徳山、前節の福岡と2節連続F。さらに2025年前期適用勝率は5・56で来年1月からはA2降格と近況リズムはイマイチ。その不安を払拭するために万全の準備を整えた。「思い切りペラと整備をしました。これで負けたらしょうがないというくらい一番いい体感だった。外側にいい選手ばかりで思いっきり整備してなかったら優勝は無理だった。一緒に(同期の原田)才一郎と一晩、考えてやりました。1、2(着)だったのでうれしかった」とニッコリ。 「A1に戻るのは必須。課題は調整力」。流れを変える値千金のVとなった。
東スポWEB