「嘘でしょ?」卒園までの5年間英語漬け。第4子をインター幼稚園に入園させた衝撃の結果…「子どもの早期英語教育」の厳しい現実
子供の早期教育のなかでも、特に関心が高まっているのが「英語教育」です。教材や塾、幼稚園などさまざまな選択肢があり、悩む親も多いでしょう。しかし、お金をかければかけるほど英語力が伸びるわけではないと、お金と暮らしのコンサルタントであるいとうあこ氏はいいます。本記事では、同氏の著書『今あるお金で幸せに暮らすお金の回し方』(ごきげんビジネス出版)より、子どもの早期英語教育について解説します。 都道府県「子どもの教育費」ランキング
子どもの英語教育は戦略的に
子どもの早期教育の中で、とくに関心が高いのが英語です。小学校で必須科目となり、また、大学入試で高いレベルの4技能が求められるようになったため、早期英語教育熱はますますヒートアップの傾向です。 お金をかければ子どもの英語力は進化し続けるのか? お金をかけなくても英語力を強化できる方法はないのか? 親としては子どもの成長と共に知りたいことがたくさん出てきます。しかし、子どもの年齢は止まることなく進み、後戻りしてやり直すこともできません。できるだけ早めに、やれるだけのことをやっておこう!と早期教育に熱が入るのも納得できます。 子どもの英語教育は戦略的に! かけたお金をムダにすることがないよう、綿密にプランを練りましょう。
0歳からの早期英語教育の種類と金額の目安
早期英語教育には、たくさんの教室や教材があります。メジャーな早期教育は次の4パターンです。 子どもが生まれる前から検討をはじめるケースもあるでしょう。どの教材や教室も完璧!ということはありません。生身の子どもが相手ですから、向き不向きもあります。両親がどれだけ時間を割けるのか? 教育費の中でどれだけの金額を充当することができるのか? スタートする前に冷静な判断が必要です。 また、英語教育は機会を与えたら終わり、ではありません。本格的な英語がスタートする中学校入学までの目標を定め、ムダになることがないよう、継続する覚悟が必要です。 SNSでは早期英語教育に関する、いろいろな記事を読むことができます。もちろん、参考になるのですが、発信者と自分の家庭では年収や家族構成など環境が異なります。また、子どもの個性もバラバラなため、よいといわれることがそのまま当てはまるとは限りません。他にも、広告収入を目的としたブログ記事などは、ネガティブな表現(ここがよくなかった!など否定的な内容)は控える傾向にあります。 そこで私は、実際に早期英語教育を体験したうえでの経験談をお伝えします。これから早期英語教育をはじめられる際に参考にしていただけると幸いです。