「デスクトップパソコン」はもう不要? 実は「電気代が高すぎる」うえに所有率も下降傾向
GeForce Nowは、一言でいうと「ゲーミング用途のクラウドGPU」。ゲームプレイ時に発生する高負荷なデータ処理を全てGeForce Now側で行うのが特徴。つまり本来であれば高価格なゲーミングPCが必要なタイトルでも、GeForce Nowを利用するとスマホやタブレット、安価なノートパソコンでもプレイ可能となります。 こうしたクラウドサービスの普及により、必要最小限のスペックを持つデバイスさえあれば、多くの作業をこなせるようになってきました。 高性能なデスクトップパソコンを購入した場合、 ・デバイスそのものへの数十万レベルの初期投資 ・月数千円以上の電気代 が発生することを踏まえると、用途によっては「そこそこの性能のノートパソコン」とクラウドサービスの組み合わせで充分かもしれません。 ■【不要説の根拠4】「そもそもパソコンを買わない方がお得」なケースも 用途によっては「そもそもパソコンを買わない方がお得」なケースもあります。たとえばゲーミング目的で自作PCを組んだり、BTOパソコンを購入する場合を例にしましょう。そのデバイスに「PlayStation 5相当のスペック」を求める場合、どの程度の予算が必要でしょうか?
パーツの料金は店舗や購入時期、そもそも「自作なのか」「BTOなのか」によっても大きく変わるため、あくまで概算ですが目安としては以下の通りです。 ・CPU:約14,700円~17,080円 ・GPU:約23,800円~40,600円 ・メモリ:約6,580円~9,100円 ・ストレージ:約11,200円~16,800円 ・マザーボード:約14,000円~21,000円 ・電源ユニット:約9,800円~14,000円 ・PCケース:約7,000円~14,000円 ・CPUクーラー:約4,200円~7,000円程度。 つまり約90,000円~140,000円ほどになります。一方、2023年11月10日発売の新型PS5の価格は約65,000円程度。ちなみに新柄PS5のスペックは以下の表の通りです。