丸藤シートパイル、多機能型高強度材で新商品。他製品との組み合わせで相乗効果
重仮設業大手の丸藤シートパイルは1日、多機能型高強度材「桁千丸(けたちまる)」の運用を開始したと発表した。SN490B材のハイパービームを用いた新商品で、建築構台や土木桟橋といった仮設橋梁の桁材や山留支保工材など、建設現場の多様なニーズに対応。同社がラインアップする他の製品との組み合わせによって、工期短縮や安全性、経済性、施工性の向上など、さまざまな相乗効果を期待できる。 仮設橋梁では、ハイパー桟橋の桁受材として上部工のリース対応を実現。現地の加工が不要で即時に架設できる。山留支保工では、長支間対応型切梁「M’CROSS」(無線計測や小型火打ブロックも併用可)との組み合わせで、十分な作業空間を確保するとともに仮設材を大幅に削減。切梁材や中間杭の省略に寄与する。