桑木志帆が首位をキープ! 「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」2日目の最終組のプレーをプロがレポート
「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の2日目を終え首位を守った桑木志帆がトータル9アンダー、3打差の2位に竹田麗央、4打差3位タイに小祝さくら、鈴木愛と続く。みんなのゴルフダイジェスト特派記者でプロゴルファーの中村修が現地からのレポートをお届けします。 桑木志帆のドライバー正面連続写真はこちらから
会場となる宮崎CCは波の音が聞こえるホールがあるシーサイドコース。風が吹くと途端に難易度が高くなります。気象データでは気温20度、風速2m/sでしたが午後からはやや強く吹き、風の読みにくさ、コウライグリーンの芝目、セミラフが今年から設定されたことで狭くなったフェアウェイなどの条件が重なり、初日のような好スコアを出すことは難しいコンディションになりました。 今大会は2サムのワンウェイでのスタートになっているので、トップの8時30分から9分間隔のスタートで最終組は11時21分となっています。今日は成績順に組み換えられた最終組の原英莉花、桑木志帆選手について18ホールを歩きました。 初日の原選手は前半からバーディが先行しスコアを伸ばしましたが、2日目の今日は1番で2mのパーパットを決めると、2番のパー5はバーディパットを決められずにパー。3番でピンに絡めてバーディとし、流れに乗りそうな雰囲気で5番のパー3。ティーショットを1.5mに付けましたがこれを決めきれずにパー。流れに乗り切れません。9番のパー5では2打目を左に引っかけ、左ラフからの3打目をグリーン手前に乗せると、約20Yから2mショートしバーディを狙えるホールで3パットの痛いボギーで前半を折り返します。 後半10番では4.5mのバーディパットがカップに蹴られて惜しくもパー、11番パー5では2打目を花道から寄せてバーディ、12番のパー3ではピンをかすめてホールインワン逃しのバーディとスコアを伸ばします。しかし14番で右の林からボギーとすると3連続ボギーでスコアを落とします。17番パー4ではフェアウェイからスピンの効いた弾道で左の段上のピンを攻めバーディとしましたが、18番で3オン3パットのダブルボギーとしホールアウト。4バーディ4ボギー1ダブルボギーの2オーバーで7位タイへと後退し2日目を終えました。
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