初めて補聴器をつけた赤ちゃん、自分の泣き声に驚く様子が87.5万再生 「身近に感じてもらうことで、難聴者に優しい世の中になれば」
■「SNSで難聴でも活躍されている方をみて、勇気をもらった」両親がSNS発信に託した社会への想い
たあとるくんが、両耳に初めて補聴器をつけたのは、昨年の12月。音が聞こえたことに驚いて泣いてしまい、自分の声にもさらに驚いて泣いてしまうたあとるくんに「普段、ここまで泣くことがないので、嬉しくなりました」と振り返る親御さん。動画は83.7万回再生され、「びっくりして泣いている姿もかわいい」「これから色んな音や声に反応楽しみですね」「これで大好きなママの声が近くに聞こえるね」とたくさんの反響が集まりました。 ――2023年には初めて補聴器をつけた様子をTikTok投稿されています。この時のことを振り返ってみて、あらためてどんなことを感じられましたか。 「生まれた時からあまり泣かない子だったので、補聴器をつけた途端、大きな声で泣いて反応したことがとても嬉しかったです。驚かす声でさらに反応してくれたので、補聴器の効果を感じることができました」 ――お子さんの愛らしい表情、SNSでも「かわいい」「元気に大きくなってね」などたくさんのコメントが寄せられています。投稿への反響についてはいかがですか? 「とても嬉しいです! 想像以上にコメントやいいねもたくさんいただいているので励みになっております」 ――そもそもお子さんのことについて、SNSで発信されようと思われたのはどのようなきっかけがあったのですか? 「SNSで難聴でも活躍されている方をみて、勇気をもらいました。両親とも難聴に関わりがない人生だったので、“難聴たあとる”を通してたくさんの人に難聴を知ってもらい、もっと身近に感じてもらうことで、難聴者に優しい世の中になればと、発信しようと思いました」 ――今後お子さんにどう成長していってほしいですか。 「強い心をもって元気に育って欲しいと思います。まずは健聴者と変わらず過ごしてもらいたいと思っています」