イニエスタ、「僕にとってサッカーは情熱」 引退試合で”第2の故郷”日本のファンへ思い「一生忘れることはありません」
◇15日 イニエスタ引退試合(エル・クラシコin東京) FCバルセロナ レジェンズ2―1レアル・マドリード レジェンズ(東京・味の素スタジアム) ◆【写真】イニエスタ引退試合、FCバルセロナレジェンズのイレブン 元スペイン代表で、スペイン1部の名門バルセロナ、神戸などで活躍したMFアンドレス・イニエスタ(40)が現役生活に別れを告げた。 イニエスタは引退試合に先発フル出場。1―1の試合終了間際には、敵陣左サイド深くから左足でクロスを送り、相手のオウンゴールを誘発した。 試合後のセレモニーで、イニエスタは「こんにちは、みなさん。ありがとうございます」と日本語であいさつ。万雷の拍手を送られると、「日本に戻れて、大変うれしく思っています。私にとって、日本は何年も過ごさせていただいた大切な場所です」と”第2の故郷”と慕う日本のファンへ自らの思いを改めて伝えた。 イニエスタはバルセロナの仲間たち、宿敵だったレアル・マドリードの選手たちに感謝を伝えた後、「日本のファンの皆さま、来ていただいた全てのファンの方々、この素晴らしいゲームで、ともに時間を過ごさせていただき、大変感謝している。僕にとって、サッカーは情熱です。この情熱を、このときを、皆さんと過ごせたことは一生忘れることはありません」と語った。
中日スポーツ