児島幹規「装苑」前編集長が大阪文化服装学院の特別教員 「本気で学生と向き合う大人が必要」
大阪文化服装学院(OSAKA INSTITUTE OF FASHION以下、OIF)は、特別教員兼戦略スーパーバイザーに、児島幹規「装苑」前編集長を7月1日付けで迎えたことを発表した。教育機関との教員契約は同校が唯一となる。 【画像】児島幹規「装苑」前編集長が大阪文化服装学院の特別教員 「本気で学生と向き合う大人が必要」
児島特別教員は、ファッション・クリエイター学科 クリエイティブデザイナーコースの講義を通年で担当する。戦略スーパーバイザーとしては、OIFの価値向上や、他校との差別化を図り、経営面における戦略立案や業務支援をする。
児島特別教員は、「『装苑』ではファッションやカルチャーを通じて、何か一つでも好きなことや得意なことがあれば、自信をもって生きていけると伝えてきた」としつつ、「さまざまな学校で行ってきた講義では、大人のちょっとしたひと言で学生の気持ちが大きく変わる場面を何度も見た。服飾専門学校において、平均点の高い学生を育てるカリキュラムは完全に時代錯誤であり、平等に指導するという不平等ほど、学生にとって無駄なものはないと考える。これまで、本気で個と向き合う大人の存在が必要だと信じて行動していたが、それを豊田理事長に感じ取っていただけて感謝している」とコメントした。
同氏は2015年7月から24年3月まで、「装苑」の編集長を務め、在任中は「毎日ファッション大賞」「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」「オリジナル ファッション コンテスト(ORIGINAL FASHION CONTEST)」など多くのファッションアワードの審査に携わった。現在は、「ゾフ(ZOFF)」を運営するインターメスティック(INTERMESTIC)で、チーフ デザイン オフィサーを兼職する。