小川彩佳キャスター100m激走「大歓声が鳴り響くと思うと後押しになりますね、これは」東京2025世界陸上の舞台を高橋尚子キャスターと体感取材
■国立競技場の100mを体感 3人はさっそく、アスリートの凄さを体験すべく、100mのスタート位置に向かう。 藤森: まず体感してもらうのは男子100mサニブラウン A ハキーム(25)の凄さ。 高橋: 2大会前(22年)は7位、前大会(23年)は6位。決勝の舞台でサニブラウン選手がメダルという事も充分に可能性としてはありますよ。 藤森: 小川さん、あそこにスターティングブロックがある。一台だけ。 小川: そうなの…100m。走るのですか…100mを。 国立競技場の100mを走れる、なかなかない機会。 9秒台がどれほどすごいのか、 実際のコースで高校生以来の挑戦という小川キャスターが走って、検証する。 藤森: 小川彩佳、一着でフィニッシュ。見事に駆け抜けました! 高橋: すごい! 小川: ちょっと泣きそうになりました。 藤森: (タイムは)21秒47… なお、参考となる記録としては世界記録が9秒58(U.ボルト)。日本記録は9秒95(山縣亮太)。サニブラウンの自己ベストは9秒96となる。11秒の差があった。 小川: (走って見て)もし、すべての席が埋まって大歓声が鳴り響くと思うと後押しになりますね、これは。 高橋: 絶対、そう思います。背中を押してくれる様な力になるので最後のピース(要素)は観客の皆さんの声だと思います。 ■“超人の技”驚きの歩数と歩幅 さらに凄さを知るため100mでの歩数にも注目した。小川キャスターは、100mで84歩だったが、世界と戦うサニブラウンは100mを43歩である。さらに驚くべきはサニブラウンの歩幅最大が2m50である事。 小川: (2m50は)走る距離ではなく、跳ぶ距離ですね… 藤森: (この歩幅は)これ…100mでの世界でですね…これでスピードが出るのか? 高橋: (普通は)一歩で限界ですよね。 小川: この歩幅で43歩…これで走りきるのはもう“超人の技”ですよね。 世界最速決定戦の100mではタイムだけではなく、その歩幅にも注目するとよりその凄さが際立つ。番組では引き続き、様々な陸上競技の魅力を体感してお伝えしてゆく。
東京世界陸上は25年9月13日~21日の期間で国立競技場をメインに開催される。
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