元UFCヘビー級王者ガヌー、怪物ボディで計量パス！額をぶつけ一触即発©️PFL

　10月20日（日本時間）に中東サウジアラビアのリヤドで開催される総合格闘技イベント『PFL Battle of the Giants』の前日計量が19日に実施された。 　メインイベントのPFLスーパーファイトヘビー級世界王座決定戦（265ポンド／120.20kg）で対戦する、元UFCヘビー級王者のフランシス・ガヌー（38=カメルーン）が256.8ポンド（116.48kg）、PFLヘビー級王者のヘナン・フェレイラ（34=ブラジル）が251.5ポンド（114.07kg）で計量パス。フェイスオフでは、ガヌーとフェレイラが額をぶつけ一触即発の睨み合いとなった。 【フォト＆動画】ガヌーが怪物ボディでマッスルポーズ！フェレイラと額ぶつける睨み合い 　MMAヘビー級最強と謳われるガヌーにとって、22年1月に開催された『UFC270』のヘビー級統一王座決定戦で暫定王者のシリル・ガーヌに勝利して以来、2年9ヶ月ぶりのMMA復帰戦だ。 　ガヌーは計量台に上がると、仕上げたムキムキの“怪物ボディ”でマッスルポーズ！今年4月に亡くなった息子の名前を彫った腕のタトゥーを指差し、必勝を誓った。 　フェイスオフでは、仕掛けてきたペレイラと額をぶつけるバチバチの睨み合い。周囲に制止されるほどの一触即発の事態となった。 　ガヌーは「（フェレイラが額をぶつけてきたことについて」）ヤツがやることはなんでもお見通しだ。これで完全に火がついた。明日が決着の時だ。誰がキングか、彼に教えてやる」と闘志を漲らせた。 　一方のフェレイラは「たくさん練習してきたので、万全の準備で挑める。最高の戦いを見せる」と意気込んだ。 　約3年近い長い間隔からのMMA復帰戦だが、ガヌーはこの間、タイソン・フューリー、アンソニー・ジョシュアなどヘビー級世界トップのボクサーとボクシングマッチで戦っており、一撃で相手をなぎ倒すパンチの破壊力がどれほど増したのか、注目だ。 　しかし相手のフェレイラは昨年のPFLヘビー級のシーズン覇者で、今年2月のPFLvsベラトールの対抗戦では、ベラトールのヘビー級王者ライアン・ベイダーをKOで下しており、ガヌーと言えども決して侮れない相手だ。 　ガヌーはキャリア17勝で16フィニッシュ（12KO・4一本）、一方のフェレイラも13勝で12フィニッシュ（11KO・1一本）とともに決定率が高い。フィニッシュ決着必至の戦い、キングの称号を手にするのは、ガヌーか、フェレイラか。