プレミア12 グループB波乱 前回準Vの韓国が初戦で台湾に敗戦、ドミニカ共和国vsキューバはNPB経験者が激突
世界野球プレミア12のグループBが13日に開幕し、台湾で行われた試合で2019年、第2回大会の準優勝の韓国代表が地元台湾代表に敗れる波乱、キューバ代表とドミニカ共和国代表は元日本ハムのA.アルカンタラ(33)が同点タイムリーを放つなどキューバに逆転勝利した。 キューバは1回、1番・元ロッテのR.サントス(37)がレフト前、2死から4番・元ソフトバンクのA.デスパイネ(38)がレフト前ヒットとチャンスを広げたが、5番・日本ハムでプレーしているA.マルティネス(28)がサードゴロで無得点に終わった。 0対0で迎えた6回、キューバは1死満塁のチャンスでドミニカ共和国バッテリーがミス、3塁走者の38歳、デスパイネが激走を見せて、均衡を破る先制のホームを踏んだ。 しかし、7回、ドミニカ共和国は2死一、二塁のチャンスを作ると、日本ハムでプレーしていた代打のA.アルカンタラ(33)がライト前へタイムリー、さらにキューバの守備のミスも重なり、2対1と逆転した。その裏、無死一、二塁のピンチを迎えると広島でプレーしているR.コルニエル(29)が登板、キューバの3番・E.アルエバルエナ(34)を空振り三振、そして、4番・デスパイネをサードゴロ併殺打に打ち取り、無失点に抑えた。 その後も得点を重ねたドミニカ共和国が初戦でキューバを下し、白星スタートを切った。 もうひと試合、台湾代表対韓国代表、地元台湾は2回、2死満塁のチャンスを作ると1番・陳 晨威(26)がライトスタンドへ先制の満塁ホームラン、さらにランナーを1人置いて、3番・陳傑憲(30)が右中間へ追加点となるツーラン、韓国は2021年の東京五輪で侍ジャパン戦に登板したコ ヨンピョ(33)が6失点と大誤算となった。 台湾は6人の継投で韓国の反撃を3点に抑えて、開幕戦で勝利、観客席を埋め尽くしたファンは大歓声をあげた。 ※写真は台湾代表 【オープニングラウンド グループB結果】 日本 9ー3 オーストラリア キューバ 1ー6 ドミニカ共和国 台湾 6ー3 韓国