40インチを履くモンスターデリカも参戦! 男のためのオプカン聖地巡礼! [俺の#オプカン~仙台場所]が特濃すぎた!
■オプカンR/Tのトレッドパターンはこう作られた!
続いて登場したのが、トーヨータイヤでオプカンなどのデザイン設計を担当する谷口二朗さん。谷口さんは、オプカンの人気モデル「R/T」のパターンデザインができるまでの経緯を教えてくれた。 オプカンにはもともと、マッド向けのM/Tと、オンロード重視のA/Tというモデルがあったが、双方のユーザーの要望を満たす中間的存在として、R/Tの登場は非常に画期的だったという。 このためR/Tのトレッドパターンには、M/TとA/T双方のグルーブデザインが活きているそうだが、その根底には掘削機などの「力強さ」「クラッシュ」というイメージがあるそうだ。 もちろんその後は、コンピューターシミュレーションなどによって性能評価が行われるわけだが、谷口さんはR/Tにトレッドパターンのある秘密を教えてくれた。 それはトレッド面両端にあるショルダーブロック。一見同じピッチで並んでいるように見えるが、実はこれ、「大」「中」「小」と微妙に異なるピッチのものが組み合わされているのだそうだ。 その理由だが、同じピッチでブロックを並べると、特定の周波数にノイズのピークが生まれて耳障りになる。そこでピッチを微妙に変えてピークを消し、ノイズ全体をフラットにしているのだという。トレッド面に秘められた技術に、思わずうなってしまった。 というわけで、楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後は駐車場で愛車との集合写真を撮影。お土産に「俺の#オプカングッズ」なども配られ、実に充実したイベントだった。 どうやら「俺の#オプカン」は、今後もどんどん進化しそう。次のイベントでもオプカンのワクワクを期待しよう!