室龍太&高田翔&寺西拓人&原嘉孝の舞台『カリズマ』開幕 大千穐楽の配信も決定
俳優の室龍太(35)、高田翔(31)、寺西拓人(29)、原嘉孝(29)による創作プロジェクト『俳優企画(仮)』の第1弾企画となるオリジナル舞台『カリズマ』がきょう7日から始まった。 【写真】舞台に向けてガッツポーズを見せた寺西拓人 オリジナル舞台『カリズマ』は、室、高、寺西、原の4人がそれぞれの生い立ちや、日々考えていること、やりたいことなど漠然と感じていることをざっくばらんに話した、内容を吉野竜平氏により脚本化、当銀大輔氏の演出で作品化した。 超人気売れっ子タレント、葉山リク。リクが過去にアイドル活動をしていた4人組グループ・スクエアーズ。元メンバーのダイ(原)、ムツミ(高田)、コースケ(室)が、リクを特集するテレビ番組のインタビューのために集められる。番組のディレクター・三崎(寺西)の質問に3人は「リクに人生をめちゃくちゃにされた」と明かす。インタビューはひっかき回され、混乱を極めていくが、3人の言動には、驚くべき真意が隠されていた。 4人は同日の公開リハーサルに参加し、囲み取材に応じた。寺西は「4人でなんかやりたいって漠然と話していたので、とはいえ、急に動き出したなっていう部分もあって、こうして形になったのはすごくありがたい」と喜び、周囲への感謝を口にした。ブタクサの花粉アレルギーだという室は「みんなで集まった時も花粉はありました」とボケをはさみつつ、「自信をもってこの作品をアピールしていきたい」と意気込み。 高田は「各々がお芝居に向き合ってる姿っていうのを、なかなかお互い見ることが多分ないと思うんですね。そういった一面が見れて、すごい稽古の時間から僕は楽しくて」としみじみ振り返った。 原は「4人の企画ってファンのみんなが聞いた時にはもっと明るいコントみたいなのを、俺らも想像してた。ちょっとダークな作品になっているので、それをいい意味で裏切られる。結構アドリブ、チームワークで乗り切るシーンもあるので、同じ事務所の言葉にできない安心感というか、仲の良いこのチームワークを発揮して楽しい舞台にできたらなと思います」と語った。 さらに、高田は「同じ事務所でお芝居好きなのが集まって何かをやるっていうことは自分自身の中で夢でもあったりして、それが今やっとひとつ叶うんだなって思うと感慨深いです」と思いを吐露。「まずは初回、今回の『俳優企画(仮)』を成功させて、お客様にどう思ってもらえるのか楽しみでもありますし、2、3回目と見方や考え方が変わる作品になっているので、ぜひ楽しんでいただければ」とファンに向けて呼びかけた。 また、15日の大千穐楽公演の配信が決定した。寺西は「実際に見に来ると1方向からしか見られないわけですよ。(舞台が)360度とはいえ。それがいろんなアングルから見られます。これからぜひ見ていただきたい」とアピール。カメラの台数が「28台」と答えると、周りからも驚きの声。すかさず、スタッフから「5台」との訂正が入った。さらに、室は「その分、ギャラは上増しに」とボケを重ねていた。 なお、公演は東京・品川プリンスホテル クラブeXで15日まで。