バングラ総選挙、与党勝利 強権批判の野党ボイコット
【ニューデリー共同】バングラデシュで7日、議会(一院制、350議席)総選挙が投開票され、地元メディアは8日、ハシナ首相率いる与党アワミ連盟(AL)が勝利したと報じた。ハシナ氏は連続4期目(通算5期目)となる。主要野党バングラデシュ民族主義党(BNP)は有力者を拘束したまま選挙を実施したとしてハシナ政権の強権手法を批判、ボイコットした。 BNPはデモなど実力行使に訴えており、ALとの対立が続くとみられ、政情悪化が懸念される。 選挙管理委員会は8日に公式結果を発表する見通し。AL勝利は既定路線だったため投票率は低調で、40%程度と見込まれている。