【共同通信社杯競輪】近畿第三の男・窓場千加頼がグランプリ出場より重視すること「古性さん、脇本さんを振り切る力付けないと」
宇都宮競輪「大阪・関西万博協賛 第40回共同通信社杯競輪(G2)」が13日に初日を開催する。一次予選8Rを走る窓場千加頼(32歳・京都=100期)に話を聞いた。 3月のウィナーズでビッグ初優出を決めると8月のオールスターではG1初優出。決勝で古性優作とワンツーを決めたのは記憶に新しい。 そして前回の地元記念では8分の1車輪差の決勝2着。悔しい結果が続いているが、着実にステップアップしている。そして現在の賞金ランキングは第9位。年末の大一番まで手が届く位置にいる。 「周りの選手からはグランプリ、グランプリと言われることが増えたけど、自分としてはまだだと思っている。オールスターも地元記念も結局2着。なぜ2着なのか、なんで勝てないのかを考えないとダメ。古性さんや脇本さんから振り切る力を付けないとS班になっても通用しないと思っている。目先よりも先々を見据えて今はやっています」 今の近畿は脇本雄太、古性優作の二枚看板。ここにもう一枚、窓場が加わることでとてつもない戦力になり年末のグランプリは近畿が俄然有利になる。(アオケイ・石濱記者)