【Q2】ヒゲ脱毛をすると、肌もキレイになるってホント?
── ヒゲ脱毛を後悔しないためのアドバイスはありますか? 先生 「またヒゲを生やしたくなったらどうすれば?」という質問も、たまにいただきます。そこで、「頬のように明らかにいらない所もありますよね?」とお聞きして、そういった部分を優先的に脱毛することをオススメしています。 脱毛で厳密に線を引いたようにヒゲをデザインするのは難しいのですが、デザインが楽になる手助けは可能です。もみあげの長さや形なども、患者さんと相談しながら決めていきます。 ── レーザーのほかにニードル脱毛もあると聞きました。 先生 ゴリラクリニック 銀座ANNEX院のみ施術が可能です。ニードル脱毛は、毛穴に細い針を挿入して電流を流し、毛根を破壊するのですが、毛を1本1本施術していくので時間もかかるし、確実にやるにはかなり技術が必要です。
レーザー脱毛がこんなに普及しているのは、基本的に機械をセットしてレーザー照射するだけと、施術が簡単だから。そしてニードル脱毛と比べると、はるかに痛みが少ないんです。もちろんレーザー脱毛も刺激はありますが、ニードル脱毛の痛さに比べればはるかにマシです。男性でヒゲ全部をニードル脱毛できる人はいないんじゃないかと思いますね。 ── えっ、そんなに痛いんですか? それでもニードル脱毛がなくならないのはなぜですか? 先生 レーザーは黒に反応するので、白髪や金髪には当てても効かないんです。その逆で真っ黒に日焼けした肌だと全体に反応して火傷になってしまう。また産毛も苦手で照射すると、細かった毛が太くなってしまうこともある。それらの問題をすべて解決できるのが、ニードル脱毛なんです。 ── なるほど、金髪はレーザー脱毛できないんですね。 先生 だから欧米ではワックス脱毛が一般的です。永久脱毛と言うと、ニードル脱毛しか手段がないですから。
── 夏は日焼けしたいオヤジさんも多いと思いますが、レーザー脱毛は難しそうですね。 先生 日焼けしたいなら、夏は脱毛を避けたほうがいいですね。日焼けが治ってくる秋からのスタートを提案することもあります。ただ脱毛すると決めたら、その期間くらいは紫外線ケアを心がけてほしいですが。