【大分】ホーバークラフト 周遊便11月30日に就航
大分朝日放送
別府湾を巡るホーバークラフトの周遊便が11月30日の土曜日に就航することが正式に決まりました。27日、ひと足早く試乗会がありました。 (佐藤アナ) 「今から別府周遊のモニター運航が始まります。船体に乗ります」 運航会社の大分第一ホーバードライブは、大分市と大分空港を結ぶ定期便と、別府湾を巡る周遊便を国に申請していて、そのうち周遊便については25日、九州運輸局が安全確認検査の合格を出していました。 その就航が11月30日土曜日の午後1時からに決まり、報道陣を対象にした試乗会がありました。 (佐藤アナ) 「通路は広々としています、人がすれ違うことができるくらいの広さです。いまゆっくりと船体が浮き上がっていきます。かなり目線が高くなりました。いま動き始めましたいまから別府湾を周遊してきます。速いです想像より」 別府湾を巡る「周遊便」は、西大分ターミナルを出発した後、高崎山や別府市の街並みを眺めながら約30分かけて回ります。 いまのところ土日の1日4便を運航する予定です。 27日は最高速度に近い40ノット、時速約80キロで走りました。 (佐藤アナ) 「想像以上に安定していて揺れもほとんど大きくありません。窓がかなり広いので海を近く感じてすごく景気がいいですね」 時々雨も降り少し白波も立ちましたが、無事に周遊を終えました。 (佐藤アナ) 「海から見る景色は普段なかなか見ないですが、高崎山ってあんなに丸かったんですね」 (大分第一ホーバードライブ 小田典史社長) 「風には弱い船なんですが周遊には耐えられるかなと。問題なく周遊コースを回れてほっとしている。県民の乗りやすさをベースに考えて(周遊を)優先させたので、県民のみなさまに日本唯一の乗り物に乗船してもらいたい」 周遊便は28日朝10時からインターネットで予約することができます。 一方、大分市と大分空港を結ぶ定期便は、安全確認検査が合格すれば12月中旬から下旬に就航する予定です。