メルカリで300円でも売れなかった「巨大な物体」 即解決したサイトが話題に…
ジモティーでは「当日に引き取り手が見つかった」
見る者の視線を惹く「大きな鹿のはく製」。ジモティーに出品すると、驚くことに出品当日に引き取り手が見つかったといいます。 鹿のはく製のエピソードが投稿されると、ポストにはたくさんの反響がありました。 コメント欄には「なるほど、そういう使い方があるのか」「非常にいい情報を手に入れた」といった驚きの声や、「きれいなはく製だし本当にすごいな」「これ、欲しい!」といった羨望の声も集まっています。 松村さんも「人形や剥製など『生き物の形をした物体』を捨てる事には抵抗(罪悪感)があったため、新しいオーナーに引き取られて行って安心しました」と胸中を明かしてくれました。
食材として利用される野生鳥獣の量と金額
鹿肉に関する事業で使用した「鹿のはく製」の処分方法が大きな話題となりました。ここからは、野生鳥獣のジビエ(食材となる野生鳥獣肉)の利用量について紹介します。 農林水産省の「令和4年度野生鳥獣資源利用実態調査」によると、食肉処理施設が処理した野生鳥獣の、ジビエ利用量は2085tである事が明らかとなっています(令和4年度)。そのうち食肉として販売された量は1332t。イノシシは442t、シカは871tという結果です。 なお、食肉処理施設で「野生鳥獣を処理して得た金額」は40億7500万円となっており、そのうち「食肉の販売金額」は、34億1600万円です。さらに詳しく見ていくと、イノシシは14億2800万円、シカは18億8600万円であることがわかりました。
Xではカンボジアでの事業に関する情報も発信中
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「メルカリで売れなかった鹿のはく製」を紹介しました。 投稿者の松村さんは、株式会社ナナミスター・ナナミスターカンボジア「Nanamistar (Cambodia) Co., Ltd.」にて、カンボジアでの肥料の製造・販売の事業をおこなっています。 Xアカウントでは事業に関する情報も発信されているので、気になる方はチェックしてみてください。
参考資料
・@Trade_2017 ・農林水産省「令和4年度野生鳥獣資源利用実態調査結果」
小野田 裕太