STOP!闇バイト 大学生が呼び掛け 高岡署員と手口紹介
ラジオたかおか(76・2メガヘルツ)の生放送番組「高岡まるごと情報テラス」に22日、高岡署生活安全課の福島雅史係長と塩屋美紀巡査長、県警学生安全ボランティアの橋場聖悟さん(高岡法科大3年)が出演し、強盗や特殊詐欺に加担させられる「闇バイト」に関わらないよう呼び掛けた。 橋場さんは交流サイト(SNS)で「高額」「ホワイト案件」「楽で簡単、高収入」をうたった募集の手口を紹介。個人情報を送信させ、「断ると家族にも危害を加える」などと脅迫を受けるケースが多いとした。 福島係長は県内でも闇バイトでキャッシュカードを盗んだ都内の18歳が逮捕された事件を挙げ「闇バイトは犯罪実行者の募集であり、逮捕者も多い」と安易に募集に応じないよう呼び掛けた。 塩屋巡査長は高岡署管内の特殊詐欺被害が10月末で計96件、約3億280万円あり、件数、被害額とも昨年より2倍以上増えたと警鐘を鳴らした。3人は声をそろえて「STOP!闇バイト!」と呼び掛けた。