『モンハンNow』初のリアルイベントが東京・渋谷で開催! ハンター2万人が集結、狩りまくって素材ザクザク、ガンガン強化できる最高の2日間
2024年10月12日(土)と13日(日)9時~18時に、東京・渋谷で『モンスターハンターNow』(モンハンNow)初の大型リアルイベント“モンスターハンターNowカーニバル 2024:渋谷”が開催された。 【記事の画像(39枚)を見る】 来場者特典ではオリジナルリストバンド、ステッカー、イベントマップがもらえた。 このリアルイベントは特定の1ヵ所で開催されるものではなく、渋谷~原宿~表参道~外苑前といった広域が開催会場となっている。主催者発表によると2日間を通して国内外からなんと約2万人のハンターが集まったそうだ。 参加した率直な感想としては『モンスターハンター』大ファンの筆者にとっては至高のイベントだった。 渋谷がまるごと『モンハン』一色に染まるなんて最高すぎる。モンスターをずっと狩りまくれるうえに、素材もザクザク集まってアドレナリン全開で歩きまくった。次回もあるならば絶対に参加したい。 渋谷にハンターが大集合! レウス/レイア希少種をひたすら狩りまくれる最高の2日間 イベントエリア内ではリオレウス希少種とリオレイア希少種が先行出現。また、12時からは古龍迎撃戦にネルギガンテが初登場した。 多いときには、“近くのハンター数”の数字が2000人以上に! いつもの渋谷では、体感でだいたい50人程度のことが多い。本イベントに懸けるハンターたちの熱量のすさまじさが伝わってくる。 イベント中は、モンスターを討伐した際にもらえる基本報酬のうち、1枠目と2枠目のものが2個に増えるという特典が。さらに、効果範囲が広がるおさんぽ玉の効果がずっと発動していて、モンスターの再出現が通常1時間のところ30分に短縮。このおかげで素材集めが驚くほど効率的に! 通常時の『モンハンNow』のプレイでは、ひとつの武器を最大強化するのに何ヵ月も掛かることがある。素材集めが……本当にたいへんで……武器・装備の強化は一種の修行に近い。楽しいけど。ところが本イベントでは、X(旧Twitter)での感想をみていると、1日で最大強化に必要な素材が集めているハンターもいた。通常のプレイからは考えられないほどモンスターを狩りまくれて、素材が集まるのはめちゃくちゃ爽快なのだ。 1日目、筆者は明治公園からスタートして、原宿や渋谷までどんどん歩き回った(東京に土地勘がない読者に全体的にわかりづらい原稿で申しわけありません)! 1日歩き終わったときには、歩数計でのカウントは2万歩を超えていたけど、モンスターを探してるときは一切疲れなんて感じない。「もっと狩りたい、もっと強化したい」と、ハンティングハイ状態で疲れる暇なく歩き回っていた。 公園内に各地からハンターが大集合! 狩りの祭典に飛び込んだかのような高揚感がたまらない。 フォトスポット以外でも大通りや小道の至るところでリストバンドを付けたハンターたちがいて、その活気に触れるだけで気分が高まる。ハンターどうしの交流を見ていると、ゲームを超えたコミュニティーの一体感を感じて胸が躍った。 ネルギガンテ戦では渋谷の町がフィールドに! まるで実際に狩りをしているような感覚に包まれて、気持ちは最高潮に達していた。 リオレウス希少種の装備には会心撃【属性】、リオレイア希少種には追い討ち【毒】という新スキルが搭載されていて、どちらの装備(武器/防具)も超強力! さっそく、筆者はレウスの太刀と防具の頭/胴を生産したが、グレード8の途中までしか強化できていないのが悔しい。しかし、2024年11月2日からは、渋谷以外の地域でも遊べるグローバル版のイベントが開催予定。そこではもっと素材を集めて、グレード10を目指してガンガン強化していきたい。 ともに討伐数はおよそ50頭。 またイベント限定として用意されている武器はモンスターのグレードに合わせてステータスが上昇する。筆者は太刀一筋のハンターなのだが、この機会に最近追加されたヘビィボウガンを試してみた。弾によって適正距離が違うのも楽しい! いつもと違う武器種を使ういい機会になった。 渋谷にジンオウガが降臨。実物大リオレウスの足跡などフォトスポットを紹介 ゲーム内のイベントだけでなく、歩き回りたくなるようなフォトスポットや展示があるのも魅力のひとつ。ここからはその模様を紹介していく。 都立明治公園 本イベントで最大のベースキャンプ。公園内には複数のテントが設置されており、ハンター同士が交流できるスペースやイラスト展示コーナー、各種フォトスポットおよびAR写真撮影コーナーが楽しめた。ゲーム内に登場したばかりの肉焼き機も展示。 左)炎剣リオレウス、右)ブロスヘッド ゲーム内の肉焼き機も再現。かわいい。 “モンスターハンターNow ハーフアニバーサリー”に合わせて展開された創作企画での応募作品。 Shibuya Sakura Stage Shibuya Sakura Stageの3Fにある“にぎわいSTAGE”には、ハンターどうしが交流できるスペースやフォトスポットを設置。いまにも動き出しそうなくらいハイクオリティなジンオウガバルーンも。 北谷公園 周囲が飲食店や雑居ビルなどに囲まれた北谷公園には、ハンター同士が交流できるスペースと実物大リオレウスの足跡(全高218.7センチ)が展示されていた。 公園の草木がちょうど背景のようになって、『モンハン』の雰囲気ともいい感じにマッチ。 渋谷PARCO 建物の入り口前には、キービジュアルを描いたフォトスポットを展示。PARCO内の6Fカプコンストアでは、『モンハンNow』をインストールしている人を対象に先着でオリジナルクリアファイルを配布していた。 設置してあるQRコードを読み込むと隠れクエストが出現。クリアーすると10000ゼニ―などのアイテムがもらえた。 フォトスポットを巡るのは本当に楽しかった。さらに、あえて希望を言うならば、限定グッズやオリジナルフードの販売もあればもっとうれしかった。もし、次回開催するなら参加した記念になるようなTシャツやタオルの販売、ゲームで使える回復薬とかが付属する限定ドリンクやフードの販売もしてほしい。筆者のみならず、きっと多くのハンターが購入することになると思うので、もし次回があるならばぜひ期待したいところだ(僕が率先して買いますから!)。 『モンハンNow』で渋谷を再発見 何度も渋谷には行ったことがあるが今回のイベントで、モンスターや素材のために歩いていると、これまで行ったことのない道や店舗、アート、イベントとの出会いがあった。 Sakura Stageジンオウガバルーンの横には謎のオブジェ? 階段? 連絡通路につながる階段でした。映り込んでしまった筆者。 さらにSakura Stageの建物内を歩いていると、不思議なゲームエリアを発見。“渋谷桜丘ゲームセンター”という週末限定のイベントだそうで、コントローラーの形がコーラのボトルやバナナ、ハンドソープの容器になっているユニークなゲームを体験できた。どれもかわいくて、おしゃれにまとまっている。『モンハンNow』がなければ出会わなかったゲームだ。 瓶を振ったり、1ボタンを押すだけだったりシンプルな操作で初めてでもわかりやすい。 コスメブランドshu uemuraのショップ。メイクアップ ボックスをもとにデザインしたそうだが、CPUのヒートシンクにみえてしまう……。 編集部のつくね伯爵がみつけたLIVEBUS。名前の通りバスでライブをする乗り物。座席にいるファンも大盛りあがり。楽しそう。 初めて歩く道。 街頭に埋め込まれた盆栽っぽいアート。 こうした思いがけない発見があるのも、外に出歩くというゲーム性を持った『モンハンNow』ならではの魅力だろう。次回は東京以外の都市で開催されたとしたら、一狩りしつつ観光を楽しんでみたい。 歩きまくって体はクタクタ足はフルフル。狩りのあとはこんがり肉だ!(牛角)