マレスカ監督、イプスウィッチに敗戦も…「現状に満足すべき」 2024年をリーグ4位でフィニッシュ
チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、イプスウィッチとの試合後に「現状に満足すべきだ」と語った。イギリス紙『スタンダード』が伝えている。 【動画|ショートハイライト】日本代表GK谷晃生が解説を担当!イプスウィッチ v チェルシー プレミアリーグ 24/25 第19節 チェルシーは現地時間12月30日、プレミアリーグ第19節でイプスウィッチとの試合に臨んだ。試合は12分にスコアが動く。チェルシーのGKフィリップ・ヨルゲンセンがイプスウィッチのリアム・デラップと交錯。これがPKと判定され、そのPKをデラップが決めてイプスウィッチに先制点をもたらす。 1点を追いかけるチェルシーは、後半からさらにボールを支配していく。しかし53分、イプスウィッチがオマリ・ハッチンソンの得点でリードを2点差に広げる。チェルシーはこの試合を通して20本のシュートを放ったが得点には至らず、0-2で敗北した。 イプスウィッチとの試合後、マレスカ監督は今シーズン前半の結果に満足していると語った。 「我々は、シーズン中にこのような場面があると予想していた。このような場面はフットボールにつきものだからだ。このような場面を迎えずにシーズンを送ることはほぼ不可能だ」 「しかし同時に、我々の誰1人として、今のような状況になるとは予想していなかった。何度も言ってきたように、これは我々が正しい方向へ歩んでいることを意味し、示している。そして我々が競争力や一貫性においてイングランドのトップチームたちと肩を並べるにはほど遠いということも示している」 「だが、我々は現状に満足すべきだ。そしてより多くのことを改善する必要があると認識しなければいけない」 マレスカ監督は、前節のフラム戦からスターティングメンバーを5名変更した。しかし同監督は、この試合の敗北は選手たちのコンディションによるものではないと話した。 「体力やコンディションの問題ではないだろう。チャンスも何も作れず、あいてに脅威を与えることもできなければ、体力面で苦労した、十分ではなかった、あるいはフレッシュではなかったと言われるかもしれない」 「だが、前半は多くのチャンスがあった。後半も同じようにスタートし、2つの決定機もあった。そしてビハインドが2点差になって試合が決まってしまった。ただ、我々にとっていい日ではなかったということだ」 チェルシーは次節、現地時間1月4日にアウェイで日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタルパレスと対戦する。
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