「こんなにつらいの!?」 フェムテックの理解を深める“生理痛体験を通した想い合い研修”が話題
職場・家庭の相互理解を深めるきっかけに
これまで研修に参加した方からは以下のような感想がもらえたそう。 ■【男性】 ・ここまで身体的負担を要するとは考えていなかったので、新たな気づきになりました。 ・思っていた痛み方と違った。お腹を押し込まれるような刺激で痛いし気持ちが悪い。 ・妻に優しくしようと思った。 ・自分自身だけでなく、周りも同じ痛みがあると思って、思いやりの声かけが必要だと思いました。 ・生理痛のつらさというのは、パートナーの隣で見てきているので、相当しんどいしキツイのだろうと感じてはいたが、この研修を受講して、あくまでも思考的だったなと改めて感じました。疑似体験することで、日常生活・様々な動作のしんどさを実感でき、自分でできることは、率先してサポート・フォローを行っていきたいと思います。 ■【女性】 ・女性同士であっても感じた痛みより数倍痛いなど感じ方に違いがあることが共有でき、理解が深まった。 ・人によって痛みが大きく違うことが認識できました ・男性の反応が想像していたよりも顕著で、女性の生理痛を知る、関心を持っていただくきっかけとなっていたようでよかったと思います。 ・痛みにも感じ方は人それぞれですし、どんな痛みかも違うので多様性を改めて感じることができました。 「現在、多くの企業様が女性活躍推進やDEI推進にも力を入れていますが、その中の研修のひとつとしてご依頼いただいています」と同社CCO。特に、女性従業員が多い職場を管理する男性マネージャーが、女性特有の事情を理解したいと希望して体験することが多いという。「生理に限らず人それぞれ異なる痛みの感じ方や、持病に対してどう職場でケアしていくか、話し合うきっかけとしてご好評をいただいています」
文/金山靖
MonoMaxWeb編集部