簡単かつ上達に効果的!? 「トップアマがやっている練習3選」をそれぞれ実際に試してみた
上達のために参考にしたい「トップアマがやっている練習法」を、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが実際に試してみた。
上体の開きを抑える! 地面のアライメントスティックに「胸の向き」を合わせて振る練習
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。ゴルフが上手くなりたければ、やはり練習です。しかしどういう練習をすれば上手くなるのでしょうか? 正しい練習をしないと意味がありませんし、できればなるべく効果のある練習をしたいもんです。
月刊ゴルフダイジェスト5月号に「一番タメになった練習はこれだ!」という記事がありました。その記事では競技に出ているようなトップアマが実際にやっている練習がいくつも紹介されていたので、その中から簡単にできそうで、僕が気になったものをやってみることにしました。 まずやってみたのが、アライメントスティックを使った練習方法。スティックを飛球線方向や、スタンスの向きを確認するために使う練習方法はよくありますが、これはちょっと違います。テークバック側の地面に、スウィング軌道を表すようにスティックを置きます。そして、ダウンスウィングのときに、このスティックに「胸の向き」を合わせるイメージで振るようにします。そうすることで上体の開きを抑えてクラブをインから下ろせるんです。 やってみましたが、これはかなりいい感じ。特に僕は上体が早く開いてしまうクセがあるので、かなり効果がありそう。いままでも自分的に上体が開かないようにという意識は持っていましたが、スティックがあることで、イメージがしやすくなりますね。この練習をやられているアマチュアの方は、9番アイアンでこの練習をされているそうなので、僕も9番でやりましたが、かなりつかまったボールが打てました。短めのクラブで体の動きをしっかりと覚えるのが良さそうですね。
インパクトゾーンが安定する! 2本のアライメントスティックを使った練習
次にやったのもアライメントスティックを使った練習。今度はボールの奥と手前にスティックを飛球線方向に向けて並べ、その間に置いたボールを打つというもの。過度にインサイドやアウトサイドからクラブが下りてくるとスティックに当たってしまうので、インパクトゾーンが安定するという練習です。最初はボール5個分くらいの幅でスティックを置いて打つところから始めて、慣れてくるとボール3個幅くらいにするのがいいようです。 まずはボール5個幅でやってみましたが、これだとさすがにスティックに当たりそうな感じはしませんね。でもインパクトゾーンがまっすぐに長くなるという感覚はよくわかります。テークバックを真っすぐに引くようにすると軌道が安定しやすいようなので、それも意識しやすいです。僕はテークバックでインサイドに引いてしまうクセがあるので、これも個人的にはかなり効果が出そうな練習です。
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