簡単かつ上達に効果的!? 「トップアマがやっている練習3選」をそれぞれ実際に試してみた
ボール5個幅ではけっこう楽だったので4個幅にしてみましたが、それだけでかなり幅が狭くなったような感じがして難しいです。そして3個幅もやってみましたが、もうこれはかなり難しい。実際にスティックにクラブが少し触れてしまったこともありました。僕はどうしても外側からクラブが下りがちなので、奥のスティックに当たってしまうんですね。なので、今の僕はボール4個分くらいがいい感じかな。 この練習をしていると、とにかくラインが出るようになる感じがします。短いアイアンでハーフショットとかで練習してもかなり効果がありそうに感じました。ちなみにこの練習をやられているアマチュアの方は52度でのフルショットをされているようです。
手元の浮きを抑える! キャディバッグを使った練習
最後にやったのが、手元の浮きを抑える練習。これも僕の悩みのひとつであるので、期待大です。この練習ではキャディバッグを使います。スタンドタイプのキャディバッグを自分の背中側に置き、バッグに入っているドライバーなどをお尻に当てて、それが離れないようにスウィングをします。これはテークバックからフォローまでずっとです。お尻が離れてしまうということは、腰が伸び上がってしまったり、インパクトで腰が左にズレたりしているということです。そうなると手元も浮いてしまっているということなので、インパクトも不安定になってしまうんですね。
やってみましたが、これは僕にはけっこう難しかったです。かなり前傾角をキープする感覚でないとお尻が離れてしまいます。しかもドライバーとかで飛ばそうとすればするほど離れる。お尻が離れないようにするポイントは切り返し以降に左かかとを踏み込みながら体重を乗せることだそうです。そうすると腰がスムーズに回転して、上体が浮くのを抑えられるということです。たしかにそれを意識すると上体が浮きにくくなりますが、いままであまりそういう動きを意識していなかったので、なかなか難しいです。でもこの練習はかなりタメになりそうだな~と感じました。 この動きはクラブを持たなくても、家の中で壁にお尻をつけてシャドースウィングをしてもできるそうなので、ちょこちょこと時間を見つけてやって体に覚え込ませるのが良さそうです。 今回3つの練習方法をやってみましたが、どれもシンプルながら効率の良さそうな練習でした。さすがにトップアマと呼ばれる人たちは効果的な練習をやっているんだな~と思いました。この記事ではまだまだいろんな練習方法が紹介されているので、上手くなりたい人はぜひ月刊ゴルフダイジェストでチェックしてみてください。
野村タケオ
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