【2000円札を売る方法と価値】2000円札が手に入ったので3000円で売ろうと思います。これって違法ですか?
買取業者に売却する場合
最近ではお金のコレクターも少なくなり「非常にレアなお金」しか高価買取されない傾向です。ここでは、2000円札の買取事情をお教えします。 ●2000円札の価値は? 2003年に製造を中止した2000円札は、本州ではあまり見なくなりました。 しかし、沖縄では普通に流通している紙幣。決して、珍しい通貨ではありません。観光地の多いコンビニや琉球銀行か沖縄銀行などでは、ATMで「2000円札を優先」を選択できる場合もあります。「2000円札の価値は2000円」です。 ●高価買取が狙える2000円札とは? 例外として、流通量が少ない2000円札であれば、価値が何倍にもなることがあります。希少性が高いものでは、数万円、十万円以上の価値がつくことも少なくありません。ここでは、価値が高い2000円札の特徴を紹介します。 ●記番号が珍しい 紙幣の左上と右下には記番号があり、同じ記号が記載されています。記番号が珍しいものはコレクションとして価値が高いです。下記に、高く売れる記番号を紹介します。 ・一番:A000001Aなど ・ゾロ目:111111など ・キリ番:100000、200000など ・サンドイッチ番号:112211など ・階段:123456など ・トップ番号:AxxxxxxA ・ラスト番号:ZZxxxxxxZ ・同アルファベット:AxxxxxxAなど ●エラー紙幣、エラーコイン 間違いがあってはいけないお金ですから、細心の注意を払って製造されています。 市場に不良品や間違った紙幣が流通しないのはこのためです。 しかし、ほぼゼロに近い確率で「エラー紙幣・エラーコイン」が流出してしまう場合があります。 例えば、2000円札でいえば「JL券」が挙げられます。前述した通り、2つの記番号は同じでなくてはいけません。 ごく稀に左上が「J」、右下が「L」で始まるJL券の2000円札があります。大変珍しく貴重です。 ●現行で発行されていないお金 発行されていないお金、流通していないお金は希少価値があります。流通しない紙幣は「失効券」と呼ばれ、価値が上がる可能性があります。 ただし、旧札というだけでは価値がほとんど変わりません。よほど、希少性の高い紙幣しか、高額取引されないのが現実です。