菅井竜也八段「将棋に集中して頑張る年に」 自身と同じ振り飛車「器用にこなせる棋士増えてきた」
将棋の菅井竜也八段が4日、都内のスタジオで行われた「ABEMAトーナメント2025」の収録に参加した。昨年早々には王将戦に挑戦しながら4連敗だった。「挑戦は望外。実は一昨年11月くらいから将棋がおかしいと思っていました。修正が効かず、苦労しました」と言う。 最近では豊島将之九段、佐藤天彦九段、稲葉陽八段が、菅井と同じ振り飛車を始めた。「居飛車だけではなく、オールラウンドな形で器用にこなせる棋士が増えてきたと思います」と分析する。もちろん、負けるわけにはいかない。「将棋に集中して頑張る年にしたいです」と、抱負を語った。