管工事業者「アクアサービス」破産手続き開始決定 人材不足で事業環境が悪化 岩手・花巻市
岩手県花巻市の管工事業者「アクアサービス」が、盛岡地裁花巻支部から破産手続き開始の決定を受けました。 負債総額は約2600万円に上っています。 帝国データバンク盛岡支店によりますと、「アクアサービス」は2024年12月20日に盛岡地裁花巻支部から破産手続き開始の決定を受けました。 「アクアサービス」は1986年1月の創業で、住宅の給排水設備工事や工場の冷却水配管工事、農業施設の漏水修理工事などを手がけていました。 個人からの受注のほか建設業者からの下請けの受注もあり、ピーク時の2019年9月期には6000万円の売上高を計上していました。 しかし、待遇改善を求めていた従業員の退職が相次ぎ、人材不足となったことで、事業環境が悪化。 外注費の負担が増加して、2024年9月期には売上高が約3000万円に落ち込みました。 新型コロナウイルス関連の融資を受けてしのいでいたものの、返済が困難となり、今回の措置に至ったということです。 負債総額は約2600万円に上っています。
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