【プレビュー】ソフトバンク・有原航平が13勝目かけ登板、5連勝で3位浮上の楽天は2位の日本ハムと直接対決、ほか | パ・リーグ | プロ野球
9月20日~23日に開催されるパ・リーグの主なカードの見どころを紹介。
北海道日本ハムファイターズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス
2位の日本ハムと3位の楽天が対戦。 9ゲーム差からのミラクルを狙う日本ハムは、前カードで首位のソフトバンクに連勝。注目は好調のレイエス。現在7試合連続安打中で、9月は打率.340(47打数16安打)、5本塁打、11打点と当たっており、月間MVPに輝いた8月に続きよく打っている。 一方の楽天は、怒涛の5連勝で千葉ロッテをかわし、ゲーム差なしの3位に浮上。日本ハムとは6.5ゲーム差としている。好調のチームを牽引するのは小郷裕哉だ。今季は12球団で唯一となるフルイニング出場を継続中。9月に入って打率.372(43打数16安打)と当たっている。
福岡ソフトバンクホークス vs オリックス・バファローズ
首位のソフトバンクと5位のオリックスが対戦。 7連勝で優勝マジック5としながら、2位の日本ハムに2連敗を喫したソフトバンク。ここからまた調子を上げていきたいチームは、有原航平が先発。今季は23試合で12勝7敗、防御率2.54と先発ローテーションの柱として活躍しており、最多勝争いではトップの伊藤大海と1勝差だ。自身2度目のタイトル獲得へ向け、今季4勝を挙げているオリックス戦に臨む。 一方、7連敗中と苦しい戦いが続くオリックスは、太田椋に注目。今季は自己最多の82試合に出場し、打率.297を記録するなど飛躍のシーズンとなっている。5本塁打のうち、9月に入ってから3本塁打を放つなど、長打力も発揮。レギュラー定着へ向けて残りのシーズンでどこまで成績を伸ばすか楽しみな存在だ。
千葉ロッテマリーンズ vs 埼玉西武ライオンズ
4位のロッテと最下位の西武が対戦。 4連敗でBクラスに転落するなど苦しい状況のロッテ。注目は9月好調の左右の助っ人砲だ。右のソトは打率.409(44打数18安打)、7本塁打、15打点、左のポランコは打率.304(46打数14安打)、3本塁打、7打点と打ちまくっている。2人の前に1人でも多くの走者を出して得点し、投手陣を援護したい。 3連勝と勢いに乗る西武は、西川愛也に注目。打率は2割台前半が続いていたが、9月は.255と上昇し、3本塁打と長打力も発揮、さらに14試合で9打点と勝負強さも増してきた。苦しいチームにとって、来季以降の希望の光となっている。