緊急地震速報遅れる可能性 太平洋側、定期メンテナンス時
気象庁は20日、北海道から関東の太平洋沖に整備されている日本海溝海底地震津波観測網「S―net」の定期メンテナンスのため、24日から11月19日の間に計8日間、緊急地震速報の発表が平常時より最大約15秒遅れる可能性があると発表した。津波警報や震度などの情報発表までにかかる時間には影響しない。 メンテナンスは9月24、25日に宮城・岩手沖、10月7、8日に三陸沖北部、11月5、6日に海溝軸外側、18、19日に釧路・青森沖の機器で実施する予定。期間中はそれぞれの海底にある地震計のデータを利用できないため、速報に遅れが出る可能性がある。