6日、凱旋門賞を制したブルーストッキング

　凱旋門賞馬ブルーストッキング（牝4、R・ベケット、父キャメロット）の現役引退が決まった。28日、ジャドモントファームの公式ホームページで発表された。 　凱旋門賞を勝った後、現役続行か、引退か、陣営の判断に注目が集まっていた。今後はジャドモントのバンステッドマナースタッド（英国）で繁殖入りする。 　レーシングポスト電子版は主戦を務めたロッサ・ライアン騎手のコメントを伝えており、同騎手は「私にとって生涯最高の牝馬です。夢にも思っていなかった場所へ連れて行ってくれました。彼女にかかわることができたのはこれ以上ない名誉です。彼女の未出走のきょうだいが繁殖牝馬として好成績をおさめているので、彼女も同じか、それ以上に好成績をおさめてくれると期待しています」と惜別の言葉を送っている。 　また、英チャンピオンズフィリーズ＆メアズSを制し、ディープインパクトの後継種牡馬スタディオブマンを父に持つカルパナ（牝3、A・ボールディング）は来シーズンも現役を続けることが発表された。こちらは今年のブルーストッキングのように凱旋門賞制覇が期待されている。