【74年前】大谷獲得最有力のドジャース ロビンソンがアフリカ系アメリカ人初のMVP獲得
MLB史上初となる、満票で2度目のア・リーグMVPに輝いた大谷翔平選手。現在、その去就が注目されていますが、最有力といわれているのが11年間で10度の地区優勝を果たしているロサンゼルス・ドジャースです。 【画像】大谷翔平伝手が2023年に受賞したタイトル一覧 ドジャースは前身のブルックリン・ドジャース時代の1949年、ジャッキー・ロビンソンさんがアフリカ系アメリカ人として、MLB史上初のMVPを獲得した球団。 ロビンソンさんは特に黒人差別が激しい1940年代のアメリカで、MLB初のアフリカ系アメリカ人選手として10年間ドジャースでプレー。MLBだけでなくすべてのスポーツ、アメリカ社会全体において人種差別を減らすきっかけとなりました。 ロビンソンさんはそんな厳しい追い風の中、1年目で新人王を獲得。そして3年目には200安打、120打点、80四球、30盗塁を記録すると、74年前の今日(11月18日)、アフリカ系アメリカ人として初のMVPに輝くと、ワールドシリーズ優勝にも貢献しました。 その功績をたたえロビンソンさんの付けた背番号「42」はMLB全球団で永久欠番に指定され、デビュー日である4月15日には“ジャッキー・ロビンソンデー”とされ、毎年全球団の選手が背番号42をつけて試合をします。 これまでも多くの日本人が活躍してきたMLB。大谷選手はロビンソンさんと同じドジャースでプレーすることになるのか注目です。