クルマが故障したら「ハイサンキュー(#8139)」…運転中の万が一に備えて知っておきたい電話番号を6つお教えします
いざというときのために登録を!
クルマを運転していれば事故や落下物といった、交通の「非常事態」に遭遇する可能性があります。自分が当事者じゃないにせよそんなシチュエーションに居合わせたら、二次災害を防ぐためにも適切な機関にいち早く情報を提供すべきです。役に立たないことが無事の証ではあるものの、いざという場合の主な電話番号を紹介します。 【画像】いざというときのために覚えておきたい!「渋滞情報やクルマが故障したときの連絡先」を見る(全9枚)
110番(事件・事故)/119番(消防・救急)
まず事故を起こしたときはお馴染みの110番(事件・事故)。パニックを起こさず周囲の状況をよく確かめ、ケガ人がいる場合は110番通報を優先したのち119番(消防・救急)。緊急性がないと判断すれば110に通報しよう。事故があった場所をできるだけ正確に伝え、またケガ人や車両火災があるかどうかも報告する。他にはひき逃げや危険運転などの犯罪、飲酒運転と思わしきクルマを見たとき、事故を目撃したが当事者が見当たらない、なんてときも速やかに110へ通報する。
#9910(道路緊急ダイヤル)
続いて落下物があったときや路面の損傷を見つけた場合は、2005年に始まった「道路緊急ダイヤル」の#9910だ。番号は全国共通で当然ながら110と同じ24時間OKで、携帯電話による通報も2006年から無料化されている。高速道路の逆走車や人の立ち入りを見つけたときも#9910に連絡を。
#8139(JAF)
クルマが故障したときはJAFで#8139(ハイサンキューと覚えよう)か、0570-00-8139のロードサービス救援コールに連絡して詳細を伝えるべし。なおJAFはアプリでもロードサービスを受け付けている。スマートフォン内蔵のGPSで現在地が特定できるため、詳しい場所を入力せず質問に答えるだけとお手軽だ。 さらに出動した後はサービスカーの現在地や、到着時間が確認できるなど至れり尽くせりだ。料金が全国で統一されているのも安心感があり、会員なら無料で受けられるサービスも多い。バッテリー上がりやガス欠(燃料代は別途)がそれに該当し、非会員も対応はしてくれるが当然ながら有料なので注意しよう。
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