【MLB】パドレスが劇的サヨナラ勝ち 新人メリルがまたもクラッチ本塁打 21歳以下の新記録を樹立
【メッツ2-3xパドレス】@ペトコ・パーク
日本時間8月26日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのメッツ4連戦の最終戦を迎え、2点ビハインドの8回裏にジュリクソン・プロファーの一発で追いつくと、9回裏には新人ジャクソン・メリルの一発で劇的なサヨナラ勝ち。4連戦を2勝2敗で終え、首位ドジャースとの4.5ゲーム差、2位ダイヤモンドバックスとの3ゲーム差をキープした。パドレス6番手のロベルト・スアレスに8勝目(1敗)が記録され、メッツ4番手のエドウィン・ディアスは2敗目(5勝)。なお、パドレスの松井裕樹は登板機会がなかった。 【動画】パドレスのジャクソン・メリルが19号サヨナラアーチを放つ 4回表にJ・D・マルティネスの15号ソロで先制されたパドレスは、先発のマーティン・ペレスが三者連続四球と制球を乱し、4回途中で早々に降板。継投でメッツ打線を抑えていたが、7回表にマーク・ビエントスの21号ソロでリードを広げられた。7回裏一死1・2塁のチャンスを潰すなど、嫌な流れとなっていたが、8回裏一死1塁からプロファーが21号2ランを放ち、2対2の同点に。そして9回裏一死から新人王候補のメリルがライトスタンドへ19号ソロを叩き込み、3対2で劇的なサヨナラ勝ちとなった。 今季ここまで打率.288、19本塁打、72打点、13盗塁、OPS.807の好成績をマークし、ナ・リーグ新人王の有力候補となっている21歳のメリルだが、19本塁打中5本は9回以降に放った同点・逆転・勝ち越しの一発である。これは21歳以下の選手としては、殿堂入りの名打者メル・オットが1929年にマークした4本の最多記録を更新する新記録。試合終盤に驚異の勝負強さを発揮し、何度もチームを救っている。今日は首位ドジャースと2位ダイヤモンドバックスが揃って勝利していたため、パドレスにとって極めて大きな1勝となった。