「家事はやらなくていい」でホテル暮らしもクリーニング代は靴下1足1000円!デーブ夫妻の来日当時の暮らしと夫婦円満の秘訣
経営者として、タレントとして幅広く活躍する京子スペクターさんは、ライフスタイルコーディネーターとしても活躍されています。アメリカや日本で暮らして感じたことやライフスタイルにおけるモットーを伺いました。(全4回中の4回) 【画像】「まるでモデル!」アメリカのホテル勤めをしていた当時の京子スペクターさん「足が長くて美しい佇まい」(全17枚)
■「家事はやらなくていいよ」夫からのリクエストでホテル暮らしがスタート ── 1983年の来日以降、夫、デーブ・スペクターさんとともに都内のホテルで生活されていたそうですね。ホテル暮らしが始まった理由を教えてください。
京子さん:夫の仕事で来日して以降、日本とアメリカを行き来していたため、ホテル暮らしの方が身軽だったということが理由のひとつです。もうひとつの理由は、結婚当初から夫に「君が苦労するのは見たくない。家事はやらなくていいから」と言われていたことです。ホテルに滞在していれば、掃除もメイドさんがやってくれますし、レストランで食事も可能。夫が思い描くライフスタイルが、ホテルに暮らすことで実現していたわけです。
── 素敵な旦那様ですね…!ホテル暮らしで困ったことはありませんでしたか? 京子さん:「暮らすのに何倍ものお金が取られること」でしょうか。公衆電話の代金も、通常は10円のところを、ホテルでは30円かかっていましたし、ホテルでの食事も割高です。衣類の洗濯もホテルのクリーニングに依頼していましたが、靴下1足に1000円かかっていて。買い物に出た時に「3足1000円」の靴下が売られているのを見て、「買ったほうが安いのでは」と真剣に考えてしまいました。
あと、レストランのお料理はとてもおいしいのですが、ムニエルのようなやさしい味わいのお魚が多く、メザシのように塩味のきいた素朴なメニューはあまりありません。ある日、無性にメザシが食べたくなって、サングラスをかけて近くのデパ地下に走って買いに行ったこともありました(笑)。 夫の仕事関連の資料がどんどん増えていくのも困りました。荷物置き場用にもうひと部屋、借りていたのですが、どんどん手狭になってきて…。
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