「家事はやらなくていい」でホテル暮らしもクリーニング代は靴下1足1000円!デーブ夫妻の来日当時の暮らしと夫婦円満の秘訣
■友人宅からの景観に感動し、マンションへの引っ越しを決意 ── マンションに引っ越そうと思い至ったのはなぜでしょうか? 京子さん:ある時、都内の高層マンションに住んでいる友人から「花火大会があるから遊びに来ない?」と誘われたんです。友人宅に行ったら、窓から花火が上がる様子が間近に見えて。その景観に感動して「ここに引っ越したい!」と考えました。 ── デーブさんは、引っ越しの提案に対してどのような反応でしたか?
京子さん:「いいんじゃないかな」と夫も賛成してくれました。ホテル側には引き止められましたけれどね。引っ越したマンションでは、同じフロアに居住用と仕事用の2部屋を確保したので、十分な収納スペースも確保できました。 ── 引っ越してからは料理もご自身でされるようになったのですか? 京子さん:引っ越し後、「料理ができる!」と喜んで、調理器具を買いそろえたのですが、長年台所に立っていなかったので、包丁で指を切ってしまったんです。それがきっかけで、夫に「何もしなくていいって言ったのに!」と叱られてしまい…。以降、料理は外食が基本です。
── とにかく京子さんが苦労をするところは見たくないのでしょうね。夫婦ゲンカをすることもあるのでしょうか? 京子さん:滅多にないです。一緒に会社を経営していますので、意見の違いはありますが、夫婦ゲンカはほとんどないですね。好き同士で結婚した相手に対して、嫌がる言葉は言いたくないじゃないですか。デーブも同じような考え方だと思います。 ── なるほど。お互いを思いやっているからこそ、円満でいられるのですね。
京子さん:おつき合いしていた時も、素の自分を出していたので結婚後のギャップはなかったです。初めから「よく見せたい」と猫は被らず、自然体でいることが円満の秘訣かもしれません。夫に関しては、日本語はペラペラすぎるし、「ユウゾウ」と名乗っていたこともあり、第一印象が「変な人」だったわけで(笑)。その後はいい面がたくさん見えて、印象は好転する一方でしたね。
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