ドイツとの一戦は “事実上の決勝戦”か スペイン代表指揮官は開催国撃破に自信 「我々は世界最高のチームと選手たちを擁している」
ここまで好調な2チーム
EURO2024は準々決勝で早くも事実上の決勝戦との声もあるカードが実現した。それは開催国ドイツとスペインの一戦だ。 [動画]ジョージアに先制されるがスペインが圧巻の逆転劇を見せる ドイツはグループステージを2勝1分で首位通過を果たすと、ラウンド16でデンマークを相手に2-0で勝利しベスト8進出を決めた。ここまでの4試合で10ゴール2失点という素晴らしい成績を残しており、優勝候補に相応しい戦いぶりをここまで見せている。 一方のスペインは大会前、イングランド、フランス、ドイツらに比べると優勝の可能性は低いと考えられていたが、いざ始まるとその評価を一変させた。グループステージ3戦全勝を飾った唯一の国であり、無失点で決勝トーナメントへ。ラウンド16ではジョージアに先制されるも、4-1の逆転勝利を果たす。4試合で9ゴール1失点とこちらも素晴らしい成績を残している。 そんな両チームの激突にはすでに多くの注目が集まっているが、ジョージアとの試合後にスペイン代表指揮官ルイス・デ・ラ・フエンテ監督はドイツ戦への自信をのぞかせた。 「他の選手たちには敬意を表するが、我々は世界最高のチームと選手たちを擁している。だからといって、必ず勝てるというわけではないが、私たちはそのために戦うつもりだ。どのチームにも欠点はある」 「ドイツは素晴らしいチームだ。個々の選手も素晴らしいし、チームとしても非常にうまく機能している。彼らは非常に似たチームと対戦することになる。組織的で、打ち負かすのが難しく、非常に貪欲だ。試合を決めるのは細かい部分で、非常に接戦になるだろう。私たちは自信を持っている」(『METRO』より) 準々決勝にして今大会絶好調な2チームが激突する形となったが、この激戦を制するのはドイツか、スペインか。果たして。
構成/ザ・ワールド編集部