【レンタカーVS自家用車】車持ちですが「休日しか」乗りません。手放してレンタカーにしたほうがいいでしょうか?
週末にしか車を使わない方も多いかもしれません。そんなときに活躍してくれるのが、レンタカーです。なるべくならば、お得になるほうを選択したいところです。 この記事では、実際にかかるコストを計算して、どちらがお得になるのかを比較していきます。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
レンタカーを借りた場合
レンタカーの大きなメリットは、多額の初期費用や固定費用がかからない点です。週末ごとのレンタル料金は、地域や車種によっても異なりますが、今回は、ニッポンレンタカーサービス株式会社のホンダフィットの基本料金を基に計算していきます。 24時間レンタルした場合は、8910円かかります。毎週末借りたと想定して計算すると、7万1280円になります。あくまでも基本料金のみでの計算ですので、このほかにオプション料金を支払う場合もあります。 週末にレンタカーを借りる場合、土曜日の夜に近隣の時間貸し駐車場を利用することを想定します。地域や時間貸し駐車場の料金設定により異なりますが、東京都内の場合で、1日あたりの相場は約3000円です。 毎週レンタカーを利用すると、時間貸し駐車場を月に4回利用することになりますので、駐車場代は約1万2000円になります。駐車場代を1万2000円と仮定すると、先ほどのレンタカー料金と合わせて、8万3280円が月々にかかります。
自家用車の1ヶ月分の維持費
自家用車のコストは、購入費用のほかに、維持費が含まれます。 購入費用は、新車のフィットで165万5500円(FF車の場合)です。10年乗ったと仮定すると、1ヶ月あたり約1万3796円となります。 維持費には、保険料、駐車場代、税金、車検(自動車検査登録制度)などがかかります。比較するために、前述の新車のホンダフィットの維持費を計算してみましょう。 保険料については、等級や年齢などのさまざまな条件によって異なります。今回は20等級、年齢が30歳以上、免許証の色がゴールド、年間予想走行距離が3000キロメートル未満と仮定します。保険料の目安は年間2万5000円ほどとなり、1ヶ月あたり約2100円です。 また駐車場は、毎週末使えるように、近場の月極駐車場を借りることを想定します。地域によって変動はありますが、東京都内の場合は、2万~4万円程度が相場のようです。 ここでは、月極駐車場代を3万円と仮定します。税金は「自動車税」「環境性能割」「自動車重量税」の3つがかかります。それぞれの金額と1ヶ月あたりの費用は、表1の通りです。 表1