【びわこボート・イースタンヤング】坂本雄紀〝重さ〟なくして心軽やかに
<19日・びわこボート・4日目> <記者コラム・古賀正史の正史かける> 坂本雄紀は4日目10Rで1着。待望の今節初白星に表情は明るいかと思いきや、どっと疲れた様子。「取れましたけど、やっと1本ですからね」と初勝利までの道のりが長く肩を落とす。 疲弊する原因はそれだけではない。「とにかく重たい。もうちょっとターンのスムーズさが欲しい」と思うような調整ができていない。「もう、この勝利で帰りたいところですけどね」と気持ちも重たさを増す一方だ。それでも「まだ、1勝だけですからね。今までを考えたら足りない」と決して諦める様子はない。「何とかターンの部分を良くしたい。あと2日、今までの分を取り返しますよ」。課題の〝重さ〟を解消して、残る2日は機力も心も軽やかに戦う。 ▼3R 坂本は直線系統は問題ない。負け戦のここなら戦えるレベルで、ターン回りを気にせず戦える大外枠なら一発も。6―124―1234。 ▼8R 無念の予選落ちとなった上田紗奈だが、機力は上位。伸びを生かせるカド戦なら威力も倍増。4―125―1256。