琴桜&豊昇龍が綱とり挑戦 前場所13勝以上の大関2人は史上8度目/初場所アラカルト
日本相撲協会は23日、大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。 【写真】先代の綱の前で写真に納まる琴桜 <初場所アラカルト> ▽大関 琴桜は九州場所14勝1敗で、豊昇龍は同13勝2敗。初の綱とり挑戦となる。前場所で大関として13勝以上した大関力士が2人いるのは史上8度目。 ▽新入幕 玉正鳳は31歳9カ月17日で、戦後8位の高齢昇進。モンゴル出身力士では31人目。所要79場所は外国出身者では1位のスロー昇進。片男波部屋からは08年玉鷲以来で、現師匠(元関脇玉春日)継承後は初めて。 ▽幕内7人 伯桜鵬が再入幕したことで、伊勢ケ浜部屋の幕内力士は7人となった。同一部屋の幕内力士7人は03年秋場所の武蔵川部屋以来。 ▽新十両 羽出山は、玉ノ井部屋からは21年初場所の東白龍以来の新関取。東京都出身では54人目、東洋大出身としては朝乃若以来14人目。 ▽朝乃山 3場所連続休場中で、東幕下筆頭から西幕下41枚目へと降格した。