【計算できる?】付箋40円、メモ帳60円。予算は47000円、合計1000個の場合、それぞれいくつ買える?
こうですね。5𝒳-5𝒳=0はわかるんですが、𝒴はどうすればいいですか?
モリ 5𝒴-(-11𝒴) を解きます。マイナスにマイナスをかけるとプラスになるので、この式は、5𝒴+11𝒴になります。 アユム そうだった! マイナスにマイナスをかけるとプラスになるんですよね。プラス思考の原点ですね! モリ 思考は関係ないですね…。ではこれを解きましょう。 アユム
これでいいですか?
𝒴=5で、不良品は5個ですね! 𝒳、良品は100-5⁼95個ですね。よかった、そんなに不良品が出なくて…。 モリ 連立方程式を使って、鶴亀算をすっきり解けるようになりましたね。鶴亀算は鶴と亀の足の数だけじゃなくて、ビジネスにもいろいろ応用できます。身の回りの鶴亀算を見つけてみてください。 アユム はーい。 ■ ポイント ・鶴亀算は、連立方程式でも解ける ・何を𝒳、𝒴とおいたか必ずメモをする ・連立方程式は、2式の𝒳か𝒴の数字(係数といいます)をそろえ、式から式を引いて解く ■ 今日の問題をおさらい Q1. 記念品で、40円の付箋と60円のメモ帳、あわせて1000個、予算は47000円。いくつずつ発注すればいいですか? 付箋の個数を𝒳、メモ帳の個数を𝒴とおく 𝒳+𝒴=1000 40𝒳+60𝒴=47000 𝒳=650、𝒴=350 答え:付箋は650個、メモ帳は350個 Q2. 工場である製品を作ると1個につき50円の利益があります。不良品が出ると利益はなく、1個につき110円の損失になります。この製品を100個作ったところ、4200円の利益がありました。不良品は何個ありますか? 良品の個数を𝒳、不良品の個数を𝒴とおく 𝒳+𝒴=100 50𝒳-110𝒴=4200 𝒳=95、𝒴=5 答え:不良品は5個